【国内初】自動運転レベル4対応EVバス「EVO」定常運行開始
2024/3/21(木)
株式会社みつばコミュニティ(以下、みつばコミュニティ)は3月19日、株式会社マクニカ(以下、マクニカ)と提携し、茨城県常陸太田市(以下、常陸太田市)で自動運転「レベル4」に対応した自動運転EVバス「EVO」の定常運行の開始を発表した。
常陸太田市の自動運転EVバス運行を共同連携して実施することを目的に、常陸太田市自動運転移動サービスコンソーシアムが設立された。みつばコミュニティも参加し、車両運行業務のスムーズな進捗について責任を担う。本コンソーシアムは常陸太田市を中心に、マクニカ、茨城交通株式会社(以下、茨城交通)、みつばコミュニティ、日本工営株式会社(以下、日本工営)の5者で構成されている。業務分担としては、常陸太田市が運行主体を担当。茨城交通とみつばコミュニティが車両運行、マクニカが運行準備と車両メンテナンスを、日本工営が準備・検証支援を担う予定だ。
2月16日から定常運行を開始しており、当面の間はオペレーターが添乗して運転を支援する「レベル2」での運行を行う予定だ。
■みつばコミュニティ 社長執行役員 浜地康太氏のコメント
近年、運転手の高齢化や2024年問題により、全国的にバス運転手不足が深刻化しており、この解決の手段として自動運転に期待が寄せられています。私たちは、これまで培ってきた運行管理サービスでのノウハウを自動運転業務にも活かし、地域の移動を支え、持続可能な社会づくりに貢献していきたいと考えています。
現在、全国各地で自動運転の実証実験や長期運行に協力しており、今後は自動運転車両の遠隔監視業務を一元管理できる拠点の整備を目指しています。