国交省、交通ソフトインフラ海外市場等についてオンラインセミナー開催
2022/2/25(金)
国土交通省は、交通ソフトインフラの海外市場の現況等について議論するオンラインセミナーを3月17日に開催する。2月24日付のプレスリリースで明かした。
国土交通省は、オンデマンド交通サービス等デジタル技術を活用した交通ソフトインフラの海外展開を推進している。これらのサービスは、公共交通機関の利用促進等に資するMaaS、AIを活用したものだ。2021年に「国土交通省インフラシステム行動計画 2021」に「交通ソフトインフラ」を新分野として追加。日本企業の海外展開の取り組みを重点化している。デジタル技術を活用したMaaSやオンデマンド交通は、欧米のみならずアジア各国においても、さまざまな取り組みが急速に進んでいる。そのため、国内で培われたバス事業や地域公共交通の知見、ノウハウを生かして、海外各国で事業を展開しソリューションを提供することが期待されている。
同セミナーの目的は、関係者間の情報共有と意見交換を通じ、事業者相互および官民の連携を推進することだ。交通ソフトインフラの海外市場の現況、事業者の取り組みを紹介するとともに、海外展開の課題と支援等について議論する。
講演は、国土交通省 大臣官房参事官(交通プロジェクト)の田路 龍吾氏、東京大学大学院新領域創成科学研究科 特任教授の中村 文彦氏、WILLER株式会社 代表取締役の村瀨 茂高氏、株式会社海外交通・都市開発事業支援機構 事業推進部 専任部長の末永 寛嗣氏が行う。田路氏の講演テーマは、「交通ソフトインフラの海外市場の現況について」だ。中村氏は、「諸外国において求められる交通ソフトインフラについて」、村瀨氏は、「交通ソフトインフラの海外展開に関する取り組みについて」というテーマで講演する。末永氏は、「交通ソフトインフラの海外展開に向けた支援について」というテーマで講演する予定だ。
なお、同セミナーは、3月15日までに事前申し込みを行う必要がある。セミナーの詳細は、以下で公開中だ。
https://www.mlit.go.jp/common/001465143.pdf
(出典:国土交通省 Webサイトより)