国交省、MaaS関連データ連携に関するガイドライン改訂に向け検討会実施
2023/3/15(水)
国土交通省は3月10日、「令和4年度MaaS関連データ検討会」を開催し、MaaS関連データの連携に関するガイドラインを改訂すると発表した。
MaaSは、変化の早いデジタル分野のサービスであると同時に、データの連携が不可欠なサービスだ。サービスのレベル向上に伴い、連携されるデータの種類や提供方法等も日々進化している。
同省は、2021年4月に「MaaS関連データの連携に関するガイドラインVer.1.0」を「Ver.2.0」に改訂した。
さらに、同省モビリティサービス推進課は、「交通分野におけるデータ連携の高度化に向けた検討会」を開催している。同検討会の目的は、交通分野におけるデータ連携のさらなる高度化を図ることだ。
予約・決済情報等のチケットに関するデータや、リアルタイムに変化する運行情報等の動的なデータの連携・利活用の高度化を推進するための方向性等を議論し、2022年6月に取りまとめを行っている。
「令和4年度MaaS関連データ検討会」では、これまでの検討会における議論の状況を踏まえ、データ連携高度化に向けたステップや意義、想定される連携方法・対策の具体化等について検討を行う。そして、その結果を「MaaS関連データの連携に関するガイドライン」の改訂に反映するという。なお、今回の検討会は、3月16日に開催される予定だ。
(出典:経済産業省 Webサイトより)