MoT、デジタルタクシーチケット「GOチケット」を春頃から提供へ
2023/2/2(木)
株式会社Mobility Technologies(以下、MoT)が展開するタクシーアプリ「GO」の法人向けサービス「GO BUSINESS」は、デジタルタクシーチケット機能「GOチケット」の提供を2023年春頃から開始する。2月1日付のプレスリリースで明かした。
タクシーを利用する多くの法人が、紙タクシーチケットを活用している。「GO」では、これまでタクシー注文時に車内決済を選択してもらうことで、紙タクシーチケットでの支払いに対応していた。「GOチケット」では、「GO BUSINESS」管理画面でデジタルチケットを発行する。さらに、利用者が「GO」で支払い方法に設定することで、配車や決済に利用することができる。くわえて、「GO Pay」対応の後部座席タブレット搭載車両であれば、「GO」への登録不要で、専用のQRコードを使って決済することも可能だ。
管理の面では、冊子発注や現物の輸送管理といった課題をDXにより解決するほか、有効期限の設定や上限金額、乗車地の制限設定などを管理画面から設定することができる。利用状況もリアルタイムで反映されるため、不正利用を防ぎながら一元管理を行うことが可能だ。さらに、メール等でチケットコード・URLを共有することで、「GO」にデジタルチケットを登録することもできる。タクシーアプリを活用したデジタルタクシーチケットの取り組みは、国内初(MoT調べ)だ。
なお、同社は、「GOチケット」の提供開始を記念し、4月30日までの申し込みで、「GOチケット」サービス利用料2カ月無料のキャンペーンを実施する。そして、「GO BUSINESS」では、タクシーチケットのDXを通じて、タクシー事業の発展に貢献していくと述べている。