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無印良品デザイン部長インタビュー:フィンランドで全天候型自動運転シャトルバスへのデザイン提供について(1/2)

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2019/4/24(水)

株式会社良品計画 生活雑貨部 企画デザイン担当部長 矢野直子氏

無印良品を展開する株式会社良品計画が2018年11月、北欧・フィンランドで自動運転バス「GACHA(ガチャ)」への車体デザイン提供を発表した。2019年3月8日には、ヘルシンキでのワールドプレミア発表会を開催し、実働車両を公開する。
ACHAは全天候型自動運転シャトルバスで、自動運転技術の研究開発を行うスタートアップ企業Sensible 4がヘルシンキ周辺のエスポー、ヴァンター、ハメーンリンナの3都市のサポートを受けて開発を進めている。今後、2019年から行われる全天候型自動運転バスの実証実験に使われ、2020年の実用化を目指すという。無印良品はSensible 4との共同プロジェクトを2017年末から開始している。共同プロジェクトの責任者である株式会社良品生活 生活雑貨部 企画デザイン担当部長 矢野直子氏に、無印良品としては初となる交通分野におけるプロダクトへのデザイン提供、全天候型自動運転バスの実証実験への参加について、その背景や今後の展開について話を聞いた。

初となる公共交通バスへのデザイン提供

――今回の共同プロジェクトに参加された経緯を教えてください


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