近年、若い世代を中心に、環境保全に対する意識が高まっている。さらに、サスティナブル、エシカル、SDGs、ESGという言葉が発信されている。同アプリでは、ナビタイムジャパンのコアサービスである“移動”支援を軸に、日々の移動や日常生活で取り組めるエコ活動をサポートする。

「moveco<ムブコ>」では、環境負荷の低い移動方法を選択したり、エコスポットに行ったり、エコに関する記事を閲覧したりすることが可能だ。ユーザーは、これらの機能を使うことで、さらにマイルを追加することができ、アプリを使いこなすことで、持続可能な社会の実現に貢献できる。たまったマイルは、環境保全やSDGsに取り組む団体に寄付したり、さまざまなギフトと交換したりすることができる。

同社は、これまでも公共交通機関の利用を優先した「CO₂の少ないルート」や、カーナビアプリで燃料消費量を抑えたルートを優先する「ECOルート」などをルート選択肢の一つとして設定できる機能を提供してきた。同社は、今回、“エコ”に焦点をあて、エコに特化したサービスを提供することで、持続可能な社会の実現に貢献できればと考えているという。

また、同アプリは、無料で利用でき、iOSにて先行リリースする。将来的には、Android OSも対応する予定だ。なお、同社は、今後、提携先を増やし、ミッションやギフトの拡充、移動手段判定精度の向上によるUX改善などを行っていくと述べている。