ナビタイム、銚子市でカーナビアプリを用いた観光型MaaS実証実験を7/19より開始
2019/7/17(水)
株式会社ナビタイムジャパンは、2019年7月19日(金)より、カーナビゲーションアプリ『NAVITIMEドライブサポーター』にて「観光ガイドモード」の提供を開始する。銚子市、銚子電気鉄道株式会社、KDDI株式会社と共同で、地元企業と連携した観光コンテンツを企画し、それによる移動需要の喚起や地方への観光客の誘客について、観光型MaaSの実証実験を行う。
本実証実験では、『NAVITIMEドライブサポーター』を、メニュー画面から「銚子観光モード」に切り替えて、目的地を銚子市内に設定し、96km以上走行して銚子電鉄の犬吠駅に行くと、当日利用できるNAVITIME限定の銚子電鉄1日乗車券をプレゼント※1するというもの。この乗車券の提示で、沿線の観光スポットの入場割引等も受けられる。また、旅のお土産として、銚子電鉄救済プロジェクトで誕生したオリジナルお菓子「まずい棒」もプレゼント。車での銚子市内周遊を促す企画として、チェックインラリーも実施される。GPSがオンの状態で、銚子市内の6つの観光スポット全てでチェックインすると「ヤマサしょうゆ工場見学センター」で、銚子名物の「しょうゆソフトクリーム」がもらえる。他にも本モード内では、沿線や絶景巡りなどの銚子市と共同で作成したドライブコース※2が掲載されたり、まるで観光ガイドが車に同乗しているかのような音声観光ガイダンス※3やローカルイベント情報、個人経営店も含むクーポンの配布などが提供される。
通常、カーナビゲーションは、あらかじめ決めた目的地までのルート検索と案内をするために利用する。しかし本実証実験では、ドライブでの観光に着目し、カーナビアプリ内で観光コンテンツを提供することで、移動需要の喚起や地方への観光客の誘客を促す。
自治体や地元企業と連携し、地元ならではの情報や体験を提供することで、地域内での観光客の回遊の促進や、観光客の満足度を高めるとともに再訪や口コミのきっかけを作り、地域活性化へ貢献を目指している。実証実験は2019年7月19日(金)から2019年8月31日(土)まで実施される。また実証実験期間終了後も、「観光ガイドモード」機能は継続して提供予定。おすすめドライブコース、チェックインラリー(賞品は変更の可能性あり)、音声観光ガイダンス機能も利用できる。
※1 2019年8月31日までの期間限定で、『NAVITIMEドライブサポーター』有料会員の方のみが対象。用意した数に達した時点で配布が先に終了する場合がある。
※2 おすすめドライブコース機能は、Android OSのみの機能。
※3 音声観光ガイダンスは、ナビゲーション中の機能のため、有料会員限定の機能となる。
※2 おすすめドライブコース機能は、Android OSのみの機能。
※3 音声観光ガイダンスは、ナビゲーション中の機能のため、有料会員限定の機能となる。