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西武バス・ナビタイムジャパン、路線バスのリアルタイム混雑度を表示

2021/5/26(水)

西武バス株式会社(以下、西武バス)と株式会社ナビタイムジャパン(以下、ナビタイムジャパン)は5月25日、6月8日よりBluetooth Low Energy(BLE)スキャンを利用した、バスのリアルタイム混雑度を西武バスホームページ等にて表示すると発表した。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、2020年より国土交通省がバス車内のリアルタイム混雑情報提供システムの導入・普及に取り組むなど、バス移動に不安を感じる方が多い状況下において混雑情報に対するニーズがより一層高まっている。

このようなニーズに対して両社は連携し、ナビタイムジャパンが提供するバス事業者向けソリューション「リアルタイム混雑情報取得・配信システム」と、西武バスがバスに車載しているスマートフォン(業務用携帯電話)を活用することで、バス車内のリアルタイムな混雑度の可視化を実現する。

練馬営業所、上石神井営業所、滝山営業所、新座営業所が運行する営業運行中の路線バス約350台の混雑度表示に対応し、西武バスの利用者にとって、より安心・安全で快適なバス移動をサポートできればと考えているという。

混雑情報は、西武バスの車内に設置したBLEスキャン搭載の計測用スマートフォンにて、乗客の持つスマートフォン等が発信しているBluetooth信号を自動検知し、ナビタイムジャパンの独自技術を用いてバス車内のリアルタイム混雑度を算出する。混雑度は、西武バスの公式ホームページにて、青: 空席あり、黄色:立ち客あり、赤:立ち客多い、の3段階のアイコンで、走行車両の現在位置情報と合わせて路線図上に表示する。

混雑度の表示方法


今回の対応により、どこにいるバスがどのくらい混雑しているかを、車両ごとに一目で確認できる。西武バスの利用者は、自身で混雑度を確認しながら、混雑しているバスを回避するといった判断などに利用可能だ。

なお、西武バスでは、今回の混雑度表示サービスを導入することにより、「三密」の回避など、ユーザーの安心で快適な移動の一助になると期待している。ナビタイムジャパンは、今後、蓄積した混雑情報の分析や交通ビッグデータと掛け合わせることで、コンシューマー向けサービスで既提供中のバス混雑予測の精度向上などに努めていくと述べている。

(出典:西武バス Webサイトより)

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