ナビタイム、ドラレコアプリ「AiRCAM」で車線変更ナビゲート開始
2021/10/28(木)
株式会社ナビタイムジャパン(以下、ナビタイムジャパン)は、ドライブレコーダーアプリ「AiRCAM」(エアカム)にて、最適な走行車線までナビゲーションする「ARルート」を提供する。10月27日付のプレスリリースで明かした。
「AiRCAM」は、AIとARで安全運転を支援するドライブレコーダーアプリだ。走行中の画像をAIでリアルタイムに解析して、運転中の危険や違反を知らせたり、見落としやすい一時停止などをARでわかりやすく表示する。ドライブレコーダー機能で録画した走行時の映像は、地図や速度グラフと合わせて確認可能だ。安全で思いやりのある運転にはポイントを付与する。同機能は、ドライブレコーダーで撮影しているリアルタイムの道路映像の上に、ARで目的地までのルートや方向を表示してナビゲーションする。通常のカーナビでは、右左折の方向や車線数は案内・表示される。しかし、車線変更を案内するには、自車が走行中の車線と実際の道路上の車線数等を把握する必要があり、案内できていない。
同アプリでは、AIで車線を検知することで、走行中の車線と車線数を把握できる。これにより、右左折しやすいように、適切なタイミングで車線変更までナビゲーションが可能だ。
また、ARによるナビゲーションは、実際の道路風景上に案内を表示するため、ドライバーが認識しやすく、目線の移動を減らすことが期待できる。同社は、交通事故原因の約14%を占め、2番目に多い原因である脇見運転を少しでも減らすことで、交通事故の削減にも貢献できればと述べている。