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日産とダブルフロンティア 日本発のお買い物代行サービス「Twidy」で戦略的提携 買い物弱者の問題の解決へ

2019/2/19(火)

ダブルフロンティア株式会社(「ダブルフロンティア」)と日産自動車株式会社(「日産」)は、お買い物代行事業において戦略的提携に合意し、2019年夏からの共同事業開始に向け、4月から実証実験を開始すると発表した。
今回両社が締結する協定内容は、「お買いもの代行サービスのTwidy(ツイディ)に日産自動車の車両を組み合わせ、共同でサービス事業を展開する」というもの。この共同事業第一弾に向ける実証実験では、Twidyお買い物代行サイトと日産自動車の軽商用車「NV100 クリッパー」を組み合わせて大型マンションに提供する予定だ。

ダブルフロンティアは、かねてよりお買い物代行サービス「Twidy」を提供している。これは、忙しいキャリアウーマンや子育て中の主婦(注文者:リクエスタ)が、自分で買い物に行けない時に、希望の品をリクエストし、それを代行者(クルー)が自分の買い物の際、一緒にその品を購入、届ける、というサービス事業。

今回は、対象となる大型マンションに「NV100 クリッパー」を配備し、クルーは、マンションの住人リクエスタからの依頼を受け、この車両を使用して買い物を行う「Twidy Mansion(ツイディ マンション)」サービスとして、実証実験を行う。さらに実験では、ダブルフロンティアと資本関係にあるTEPCO i-フロンティアズの東京電力グループ電力検針員が、クルーとなる。また、TEPCO i-フロンティアズとは、マーケティング・プロモーションでの連携も図っていく計画だ。

実証実験イメージ


「Twidy Mansion」とは、そのマンションに住むリクエスタがTwidyサイトでお買い物代行を注文すると、当日のリクエスタの指定(帰宅)時間までに、注文した商品がマンションに届くサービス。

日産自動車は、今回のダブルフロンティアとの戦略的提携により、モビリティサービス事業の一環として、車両販売やレンタカービジネスといった従来のビジネスモデルではないリカーリングモデルを検証する(下図【将来のビジネスモデル】参照)。

将来のビジネスモデル


また、この「Twidy Mansion」では、従来のネットスーパー宅配事業で使用されている黒・緑ナンバー車両ではなく、お買い物代行事業の領域とした、白・黄色ナンバー車両を活用する。これにより、将来的は、日本全国の白・黄色ナンバーの自動車を活用する「Twidyお買い物代行サービス」へと繋げ、日本が抱えるドライバー不足や買い物弱者の問題を解決していく計画だ。

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