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デジタルサイネージ型標識、Osaka Metroらが実証開始へ

2023/7/18(火)

(左)32インチタイプ/(右)55インチタイプ
(画像はイメージ)

大阪市高速電気軌道株式会社(以下、Osaka Metro)と大阪シティバス株式会社(以下、大阪シティバス)は7月13日、「デジタルサイネージ型標識(サイネージ付きバス停)」の実証実験実施を発表した。
同実証では、バス停標柱に32インチのディスプレイを2枚添加したサイネージ付きバス停を「地下鉄中津(北行)」に設置。55インチのディスプレイを1枚添加したサイネージ付きバス停を「本庄西二丁目(西行)」に設置する。これにより、バスの接近情報や時刻表・地域の情報などをわかりやすく表示する予定だ。7月18日~9月19日に実施するという。

大阪市が制定する大阪市道路占用許可基準では、「幅0.45メートル以上あるバス停標柱の設置」が認められていない。また、デジタルサイネージ広告設置にかかる取り扱いガイドラインでは、「地上における案内板及び添加看板を除くサイネージでの商業広告の掲出」、「地上における道路上での動画の放映」が認められていない。

そこで、同実証は、関係機関との協議を通し、実証実験として「サイネージ付きバス停」を設置することで、一般の通行への影響がないかアンケートおよび実地調査を行う。その結果を踏まえて、大阪市側で規制緩和の可否を決定してもらう予定だ。

なお、両社は、同実証の結果から、関係機関が協議し、規制緩和の判断がされた後に、「サイネージ付きバス停」の設置を順次拡大していくと述べている。

(出典:Osaka Metro Webサイトより)

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