Osaka MetroがMaaS「e METRO」拡充でタクシー参入、会社買収
2024/6/26(水)
Osaka Metroはナショナルタクシーが新設分割するタクシー会社を子会社化すると6月18日、発表した。Osaka Metroはタクシー事業に進出することで、交通と生活を融合した都市型MaaS構想「e METRO」を拡充する。
ナショナルタクシーは放出(読み=はなてん)営業所(大阪市鶴見区)を分割した上で7月16日にOsaka Metroに譲渡する予定。Osaka Metroは新設分割会社を子会社とし、「OMタクシー」に社名変更する。同社の在籍車両数は38台。Osaka Metroは「e METRO」を推進する中で、グループが手掛ける交通インフラ、地下鉄やオンデマンドバスにタクシーを加える。「個別輸送」「ドア to ドア」「速達性」「早朝深夜輸送」といった強みを持つタクシー事業参入で「e METRO」で目指す「自由自在な移動のパーソナル化」を進める。
ナショナルタクシーは日本交通グループ関西のグループ会社で、タクシー事業を始めて70年超の歴史を持つ。