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脈々と続くまちづくりの先に ~大丸有スマートシティから学ぶこと~

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2020/6/17(水)


■人とモビリティが立体的に交わる空間を

―道路だけでなく、交通結節点の将来像も描いていますね。道路や建築を一体としてインフラをデザインしていることが印象的でした。
重松氏:この地区には非常に地下鉄が多いことを踏まえ、地下鉄の駅を交通結節点のモデルとして将来像を描きました。将来の自動運転バス・タクシーの乗降場、電動車いすなどの低速モビリティのシェアポート、自転車などの中速モビリティーのシェアポートを道路上に集合させて作っています。その時、建物と道路の境界を明確に作らず、一体となった結節空間を作っていくことが重要です。

しかし全ての道路に交通結節点と同様の乗降場を作ると歩道が狭められて...
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