パナソニック、CES2022に出展 スマートタウン等を紹介
2022/1/6(木)
パナソニック株式会社は、2022年1月5日から7日まで開催している「CES2022」に出展する。1月5日付のプレスリリースで明かした。商品展示はせず、オンラインを中心とした出展を行っている。
同社は、今回の出展で、環境をメインテーマに、「くらし」「街」「工場」「モビリティ」などの幅広い分野で環境問題解決に貢献する取り組みや技術を中心に紹介している。街分野では、サスティナブル・スマートタウン(SST)や純水素型燃料電池を紹介している。SSTは、工場跡地を活用し、環境へも配慮し、社会・地域課題解決を目指す街づくりを進める活動だ。第3弾のSuita SSTでは、「再エネ100タウン」を掲げ、タウン内の使用電力を100%再生可能エネルギーで運用することを目指している。純水素型燃料電池は、業界最高の発電効率56%を実現するという。
また、モビリティ分野では、EV用リチウムイオンバッテリー、EV充電器制御システム、クラウド型バッテリーマネジメントシステム(UBMC)を紹介中だ。UBMCでは、バッテリーを遠隔から監視・運用し、電欠防止など安心・最適な電池利用をサポートする。
さらに、同社は、北米事業を中心とした展示内容として、「Smart Mobility」など6つのカテゴリーの商品やソリューションを紹介している。Smart Mobilityでは、車両管理の効率化やトータルコスト削減を目指すOneConnect、V2Xを活用した交通システムサービスなどを紹介中だ。
なお、同社は、CES2022プレスカンファレンスにて、新たな環境コンセプトとして「Panasonic GREEN IMPACT」を発表した。同コンセプトでは、2050年に向けて、ユーザーが使用している商品からのCO2排出量を減らす。さらに、B2B/Gの利用者への省エネソリューションやクリーンエネルギー技術の提供を通じて、社会のCO2を減らす活動を進めるという。
(出典:パナソニック Webサイトより)