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工場の自律的な進化実現へ パナソニック関連会社がNPM Gシリーズ発表

2022/2/15(火)

NPM Gシリーズ

パナソニック スマートファクトリーソリューションズ株式会社(以下、PSS 2022年4月より「パナソニック コネクト株式会社」に変更)は、自律的に進化し続ける工場Autonomous Factory(オートノマスファクトリー)を実現する「NPM Gシリーズ」を、2022年2月16日より順次発売する。パナソニック株式会社が2月14日付のプレスリリースで明かした。

昨今のライフスタイルの変化に伴う消費行動の変化が、サプライチェーンに大きな影響を与えている。利用者の現場課題を解決する現場プロセスイノベーションの製造領域においても急な変化に対応可能な実装ラインの構築が大きな課題となっている。

現在、多くの生産現場では、さまざまな要因の変動によりトラブルが発生するたびに、ノウハウのある人の知見に頼っており、そのトラブルの要因が変動要素のバラツキに起因している。PSSは、このような理由から製品を生産する過程で品質に影響を及ぼす要素である5M(huMan、Machine、Material、Method、Measurement)を、AIで自律的に制御し進化させていくことで、Autonomous Factoryの実現につながると考えているという。

同製品は、PSSの強みであるエッジデバイス・センシング・ロボティクスなどで現場の重要なデータを吸い上げたものだ。さらに、同社が有する技術を駆使して、サプライチェーンを構成する。まず、2022年2月16日に、5Mの変化に追従し生産を安定させる実装ライン用システム「APC-5M」を発売する。その後、機種切り替えの完全自動化を実現したスクリーン印刷機「NPM-GP/L」、部品を自動供給するシステム「Auto Setting Feeder」、モジュラーマウンター「NPM-GH」を順次発売する予定だ。これらを核とする新プラットフォームにより、生産現場の変動要素である5Mを自律的にコントロールし、生産の安定につなげる。そして、これに匠の知能が加わることにより、Autonomous Factoryを実現する。なお、同社は、利用者の共創パートナーとして、常に寄り添い、共に現場課題を解決し、利用者の企業価値最大化に貢献すると述べている。

(出典:パナソニック株式会社 Webサイトより)

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