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パイオニアとJTBら、ユーザー行動の統計データ等を活用した観光DX推進

2023/2/6(月)

観光に関する
新たな情報提供サービスの構築
イメージ図

パイオニア株式会社(以下、パイオニア)ら3社は、ユーザー行動の統計データに基づく継続的なサービス改善やモビリティにおける新たなサービスモデルの創出など、観光DXの取り組みを推進する。2月2日付のプレスリリースで明かした。

今回の取り組みは、パイオニア、株式会社JTB、株式会社JTBパブリッシングの3社で実施する。具体的な取り組みの内容としては、「観光に関する新たな情報提供サービスの構築」、「よりスムーズな観光体験の実現」に取り組む。

「観光に関する新たな情報提供サービスの構築」では、JTBグループが提供する「るるぶDATA」が持つ全国4万件以上の観光情報と詳細な施設情報を、AI搭載通信型オールインワン車載器「NP1」を通じて提供する。これらの情報提供は、AI搭載通信型オールインワン車載器「NP1」からの音声や、スマートフォン向けアプリケーション「My NP1」の表示画像を通じて、ドライバーが操作しなくても自動で提供する予定だ。

さらに、今後は、ドライバーの行動(場所や時間など)や好みに合わせて、最適化された情報を提供する新たなサービスモデルの実現に向けて取り組むという。

「よりスムーズな観光体験の実現」では、ドライバーの好みに合わせた外出プランの提案や、観光中に気になったお店をスムーズに予約・決済できるプロセスの構築などに取り組む。また、推奨される外出プランの事前確認・共有、簡単なルート設定など、観光地における知識や経験が無くてもスムーズに旅行できるサービス構築に取り組む予定だ。

くわえて、3社は、取り組みの一環として、熊本県阿蘇地域において観光DXに関する実証実験を2022年から実施しており、その知見を生かした「観光情報レコメンドサービス」を全国向けに2月27日から提供する。これらの取り組みを通じて、「NP1」から取得するユーザー行動情報を統計化、定量分析することにより、旅行者の観光体験価値の向上や地域の活性化につながる新たなサービスやビジネスを創出すると述べている。

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