ニュース

龍谷大学、シェアサイクルPiPPAの専用ポートを設置 授業を通じサービス課題を検討

2020/12/2(水)

龍谷大学と株式会社オーシャンブルースマートは、政策学部グローカル戦略実践演習の一環として連携し、シェアサイクルサービスPiPPA(ピッパ)専用ポートを龍谷大学深草キャンパス(京都市伏見区)の成就館入口、りゅうこく国際ハウス前に設置した。

PiPPAはスマートフォンのアプリを利用したシェアサイクルサービスで、京都市内では約130カ所のシェアサイクル専用の駐輪ポートを保有している。

今回、新たに龍谷大学深草キャンパス成就館入口と、留学生寮であるりゅうこく国際ハウス前に専用ポートを導入。主に短期滞在の留学生に向けた移動手段としてサービスを提供する(サービスは他の学生や地域住民も利用可能とのこと)。



龍谷大学政策学部グローカル戦略実践演習(担当:村田和代 教授、白須正 教授)では、グローバル展開等を検討・実施している京都の中小企業を対象に、学生がグループで訪問調査を行い、課題解決をめざした提案、成果発表を行うPBL(Project-Based Learning)形式での授業を行っている。

今後、授業を履修する学生が、留学生およびコロナ禍における学生の移動支援やSDGsの観点での、新たなシェアサイクル活用についてリサーチと提案を実施する。企業ヒアリングでの運営視点だけでなく、学生が普段から利用できる場所にもポートを設置することで、ユーザーと運営の両視点から見たサービス課題の検討・提案へとつなげがることが期待される。

また、新型コロナウイルスの感染拡大を背景に進む、新しい生活様式への対応においても、「公共交通機関の利用」について「徒歩や自転車利用も併用する」ことを推奨していることから、感染症拡大防止対策の一環としても、学生や教職員の移動の選択肢として積極的な利用促進を図る方針だ。

get_the_ID : 67797
has_post_thumbnail(get_the_ID()) : 1

ログイン

ページ上部へ戻る