ソフトバンク IoTを活用したパーキングシェアリング事業に参入
2018/4/6(金)
ソフトバンク株式会社は、IoTプラットフォームを活用して、個人や法人が所有する空き駐車場と、駐車場を利用したいドライバーをマッチングするパーキングシェアリングサービスを、2018年夏頃から順次開始する。また、サービス開始に向けて、駐車場や遊休スペースの有効活用を検討中の企業や自治体、マンション管理組合、月決め駐車場の管理事業者などのビジネスパートナーの募集を、2018年4月5日から開始した。
近年、若者の車所有率低下や人口減少による駐車場の空きスペースが増加する一方で、都市部や一部の観光地では駐車場不足が続いており、個人や法人が所有する空き駐車場や遊休スペースを有効活用するパーキングシェアリングに期待が寄せられている。
ソフトバンクは、都市部や観光地での慢性的な駐車場不足の解決策として、IoTプラットフォームを通して、オーナーには保有する空き駐車場や遊休スペースを手軽に貸し出せるようにし、ドライバーには空き駐車場の検索から事前予約、決済までをインターネットでできる利便性の高いサービスの提供を目指したい考えだ。
パーキングシェアリングサービスの概要
1. 駐車場事業者向けサービス
パーキングシェアリングサービスに必要な、管理システムとカメラ付きセンサーを組み合わせたソリューションを提供。・駐車場に設置されている従来の機器よりも高性能でシンプル、安価なソリューションを提供するため、初期投資を抑えて新たにパーキング事業を開始でき、土地の有効活用が可能になる。
・稼働状況に合わせたパーキングメニューが設定できる駐車場予約システムにより、混雑時期の効率的なサービス提供が可能。
・カメラ付きセンサーで車両番号などを認識し、より安心・安全な事業運営が可能となる。