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SXD、新しいワーケーションスタイルを実現するトレーラーハウス発売

2022/6/1(水)

空間体験デザインを手がける株式会社Space eXperience Design(以下、SXD)は、「場所に縛られない新たなワーケーションスタイル」を実現するトレーラーハウスを発売した。5月31日付のプレスリリースで明かしている。
ワーケーション用モデルは、日本では数少ないトレーラーハウス研究者である取締役の土屋真氏が、設計デザインをしたモデルだ。大学での10年間の研究を続けた末にたどり着いた、Borderless空間というコンセプトを反映している。


同モデルの特徴は、「Borderless LIFEの実現」「通気性と断熱性へのこだわり」「フルリサイクルへのこだわり」の3点だ。「Borderless LIFEの実現」としては、仕事とレジャー、公私、室内と屋外といった境界を曖昧にすることをねらっている。車としてのイメージが強かったトレーラーハウスに、住まいとしてのこだわりを詰め込み、仕事と遊びを両立したライフスタイルを提供する。

「通気性と断熱性へのこだわり」としては、通気を確保するための大きな網戸を格子状にしている。これにより、外からの視線を遮るスクリーンの役割を果たしている。さらに、格子状の網戸の内側にある引き戸状の断熱パネルを閉じれば、冬の夜の厳しい冷え込みを防ぐことが可能だ。留守中には、外部からの侵入を防ぐというセキュリティの役割を果たす。

「フルリサイクルへのこだわり」としては、住まなくなったとしても必要とされる場所に動かすことや他の持ち主に譲り渡すことが可能にしている。建築物は通常、その役目を終えた時点で解体されたり、一部を解体してリノベーションしたりすることが多く、再利用の際には廃棄物が発生する。トレーラーハウスの場合、再利用の際の廃棄物の発生がほとんどなく、この点はSDGsにある12の持続可能な消費と生産に配慮している点でサステナビリティに優れたれた暮らしの提案になっている。

なお、SXDは、ワーケーションスタイルを実際に体験できるトレーラーハウスを、アウトドアの聖地である山梨県道志村に完成させた。今後は、完成したトレーラーハウスを拠点として、ワーケーションというライフスタイルを発信していくという。


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