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住友ゴムとNEC、研究開発基盤構築等に向け戦略的パートナーシップ締結

2025/7/15(火)

住友ゴム工業(以下、住友ゴム)と日本電気(以下、NEC)は7月14日、世界で競争力のある研究開発基盤の構築と新たな事業機会の探索・創出に向けて、戦略的パートナーシップに関する覚書(MOU)締結を発表した。

両社は、今回の協業において、「世界で競争力のある研究開発基盤の構築」と「両社技術・知見を掛け合わせた新たな事業機会の探索と創出」の2軸に取り組むという。秋までに具体的なテーマを協議・選定し実行計画を策定するとともに、2026年には先行テーマの実証と成果の創出を目指すとのことだ。

具体的な取り組みとしては、「世界で競争力のある研究開発基盤の構築」では、材料探索・解析技術の高速化・高度化や労働人口減少に対応した、世界で競争力のある研究開発基盤の構築を目指す。さらに、この活動を通じて、研究開発人材の仕事そのものをゲームチェンジし、イノベーション創出を行う仕組みを確立するという。

一方、両社技術・知見を掛け合わせた新たな事業機会の探索と創出では、住友ゴムが保有する高機能ゴムに関する技術をNECの事業分野に応用・適用することや、NECが保有するAI技術を住友ゴムが手掛ける新事業へ適用することを検討。さらに、「世界で競争力のある研究開発基盤の構築」において取り組む、マテリアルズ・インフォマティクス※などの先端ICTを活用したDX推進により、知財の迅速な創出を目指していくとのことだ。

※ 先端ICTを活用し、材料開発を効率化する取り組みのこと。(プレスリリースより)



(出典:住友ゴム Webサイトより)

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