AIオンデマンド交通とレストラン予約を連携、SWATがアプリ提供
2023/12/22(金)
SWAT Mobility Japan株式会社(以下、SWAT)は12月20日、長野県白馬村(以下、白馬村)のAIオンデマンド乗合タクシー(名称:白馬ナイトデマンドタクシー)に運行アプリを提供すると発表した。同アプリは、白馬村プラットフォームアプリ(名称:HAKUBADo)と連携しているという。
SWATは、白馬村で観光客を対象とした、AIオンデマンド乗り合いタクシー(名称:白馬 夏のデマンドタクシー)実証実験において、運行アプリを7月1日~9月30日の期間で提供した。今回の取り組みでは、「HAKUBA Do」と連携し、レストラン予約と移動をシームレスに提供する。これにより、移動先にある飲食店の課題(レストランの予約が取れない、宿泊施設のスタッフが予約対応に追われる等)の解決と、移動の利便性のさらなる向上を目指す。具体的には、「HAKUBA Do」から飲食店予約をすると「白馬ナイトデマンドタクシー(HND)」に遷移することができ、飲食店の最寄りの降車場所が自動で設定される。これにより、白馬村内の飲食店の負荷軽減と飲食店利用者の利便性向上を実現するという。
さらに、同社は、マイナンバーカードを活用した住民向け期間定額乗り放題プランを提供する。これにより、観光客と住民それぞれに適した料金体系でのサービスを実現し、観光客だけでなく、住民にとっても利用しやすい交通サービスを提供すると述べている。