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ナビタイムジャパンの「行程表クラウド」を順次導入 帝産観光バス、工数削減と安全運行を目指す

2023/4/24(月)

行程表クラウド_サービス画面

行程表クラウドサービス画面
提供:ナビタイムジャパン

帝産観光バス株式会社(以下、帝産観光バス)は4月10日、行程表の作成業務において、安全運行を目的に、 株式会社ナビタイムジャパン(以下、ナビタイムジャパン)の提供する 「行程表クラウド」を2023年4月より順次導入すると発表した。導入により、大型車が通れるルートを自動で検索できる専用サービスを活用するため、多くの作業工数が削減されるだけでなく、安全を考慮した行程表の作成が可能になる。

■行程表クラウドで業務の効率化を図る

今回導入を決定したナビタイムの「行程表クラウド」は、貸切バス事業者や旅行会社の行程表作成や見積もり業務を効率化するWebサービスだ。貸切バス(大型・中型・小型)の車高車幅・交通規制を考慮して車両が通れるルートの検索や、料金計算などを一括で行える。

また、交通事故リスクをAIで予測する取り組みも行っており、 警視庁が公開している事故統計と、カーナビアプリの利用者データから交通量あたりの事故リスクを予測する機能を日本で初めて提供し、貸切バス事業者および利用者の安全性にも貢献。

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■導入の決め手は、大型車専用のルート検索

行程表クラウドサービス説明画面提供:ナビタイムジャパン

行程表クラウドサービス説明画面
提供:ナビタイムジャパン


「行程表クラウド」導入により、大型車が通れるルートを自動で検索できる専用のサービスを活用、多くの作業工数が削減されるだけでなく、 安全を考慮した行程表の作成が可能だ。

また、正式導入に先駆けて、2022年7月28日にサービスを開始してから100社以上の貸切バス事業者によってお試しで実際の業務に活用。帝産観光バスなどからのフィードバックを基に、機能改善を重ねながら開発が進められてきた。現在、「行程表クラウド」を導入した企業では最大規模の一つとなっている。

なお、今回紹介した帝産観光バスは、東京に本社を置く大手貸切バス事業者で、東京、名古屋、京都、大阪、奈良、神戸の各支店で合計282 台の貸切バスを保有。広く通用する「観光バス」や「バスガイド」という名称を初めて使用したことで知られている。

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