トヨタ・KINTO、ブラジルでサービス開始 グループ企業のTFSと三井物産が合弁設立
2020/7/8(水)
トヨタファイナンシャルサービス株式会社(以下、TFS)は、三井物産株式会社(以下、三井物産)と、ブラジルで幅広くモビリティサービス事業を展開するため KINTO Brasil Serviços de Mobilidade Ltda.(以下、KINTOブラジル社)を2020年7月2日に設立した。
KINTOブラジル社は、ブラジル・サンパウロ州に本社を構える。出資比率はTFSが51%、三井物産が49%。TFSの発表によると、中南米でも、多様な業種で消費動向の「保有」から「利用」への流れが加速する見込みだという。ビジネスモデルの変化にあわせて、KINTOブラジル社は中南米最大の自動車市場であるブラジルで、成長著しい BtoB 向けフルサービスリース事業(KINTO ONE)を年末から開始する方針だ。将来的には、BtoC 向けも含めたサービス領域の拡充を目指す。
TFSはグローバルに展開するモビリティサービスのブランド名称を KINTO に統一。今年1月にヨーロッパでの事業開始を発表した際も、日本でも提供しているフルサービスリースのほか、KINTOブランドの乗り合い・カーシェアなど多様なモビリティサービスを展開することを発表していた。