東京都は、「未来の東京」戦略において、2025年の無人自動運転による移動サービスの実現を政策目標として掲げている。同時に、「スマート東京実施戦略」においても、自動運転の実用化により、都の課題解決を目指している。

プロジェクト募集を行っていたのは、西新宿エリアと臨海副都心エリアだ。西新宿エリアは、輸送ニーズの高い地域特性を持ち、かつ、「スマート東京先行実施エリア」として、先行的に5Gを整備している。目標は、自動運転の早期事業化（2023年度）だ。臨海副都心エリアでは、自動運転技術を活用して地域の課題である回遊性の向上や、賑わいの創出につなげることを目指している。今年度より実証実験を開始する。

なお、西新宿エリアで選定されたプロジェクトは2つ、臨海副都心エリアで選定されたプロジェクトは1つだ。西新宿エリアのプロジェクトは、京王電鉄バス株式会社と大成建設株式会社が実証を行う。臨海副都心エリアでは、株式会社Mobility Technologiesが実施する予定だ。

(出典：東京都 Webサイトより)