【トラストスミス】自動運転トレーラー開発で、東大生産技術研究所 小野准教授と学術指導契約
2020/12/1(火)
TRUST SMITH株式会社(以下、トラストスミス)は、東京大学生産技術研究所(専門:機械情報モビリティ工学)の小野晋太郎 特任准教授と学術指導契約を締結し、トレーラーの自動運転の開発を開始した。
トラストスミスの技術と小野氏の知見を融合させながら、将来的な公道における完全自動運転の実現の足掛かりとして、閉鎖空間でのトレーラーの自動運転の研究開発に努める。
トラストスミスはこれまで、自動運転に必要となるさまざまな技術開発に取り組んできた。しかし、自動運転の実現には、高い安全性とセキュリティを維持するための、より高度で信頼性のある最先端の技術開発が必要不可欠となる。トラストスミスの技術と小野氏の知見を融合させながら、将来的な公道における完全自動運転の実現の足掛かりとして、閉鎖空間でのトレーラーの自動運転の研究開発に努める。
そこで、トラストスミスは自動運転技術に高い知見を持つ東京大学生産技術研究所、機械情報モビリティ工学の小野晋太郎特任准教授と学術指導契約を締結し、トレーラーの自動運転における研究開発の着手に至った。
小野氏は、東京大学生産技術研究所 (専門:機械情報モビリティ工学)で、特任准教授・博士(情報理工学)を受け持っている。また、日本で初めて、土木・交通工学、機械・制御工学、情報・通信工学などの各分野が同時横断的に連携し、ITSの研究開発を行う大学研究組織「次世代モビリティ研究センター(ITSセンター)」で研究に従事している。研究テーマは、「CG・運転シミュレーション」、「センシング・モデリング」、「時空間画像解析」等だ。
2018年には「電子情報通信学会 基礎・境界ソサイエティ 高度交通システム(ITS)研究専門委員」にて幹事に就任、2020年には「情報処理学会 高度交通システムとスマートコミュニティ(ITS)研究会」運営委員に参画するなど、学術領域からモビリティ分野の発展を支えている。