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“Universal MaaS”の実証実験、12月から開始【ANA・京急・横国大・横須賀市】

2020/11/25(水)

全日本空輸株式会社(ANA)、京浜急行電鉄株式会社、横須賀市、横浜国立大学は、障がい者や高齢者、訪日外国人など、さまざまな理由で移動にためらいのある人々に提供する移動サービス「Universal MaaS」の実証実験を、12月1日から来年2月28日の間で行うと発表した。
この実証実験は、国土交通省「令和2年度日本版MaaS推進・支援事業」の認定を受けた取り組み。昨年度は、ユーザー・サービス提供者双方の課題抽出と、それらを解決するための技術・機能の選定を目的として、プロトタイプのモバイルアプリを構築し実証実験を行った。

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今回の実証実験では、屋内外ナビゲーション機能や旅程の作成・保存・サポート手配機能を本格的に実装する。また、UI/UXの強化も行い、社会実装に向けたモバイルアプリの構築を目指す。

12月1日に横須賀市で行う街歩きイベントを皮切りに、Universal MaaSの利用者用アプリ「ユニバーサルお出かけアプリ」を体験できる場を横須賀市内で順次提供する。

「ユニバーサルお出かけアプリ」は、「自分に合った移動体験をつくる」をテーマに、「安心・安全・確実」「サポート手配」をキーワードに据え開発された。車いすユーザーをはじめ、さまざまな利用者がアプリを体験できる場を設け、アプリの使用感や感想などをもとに評価や機能の検証を行う予定だ。

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「ユニバーサルお出かけアプリ」の利用イメージ


また、現在サービス提供者用「ユニバーサルサポートアプリ」の開発も進めているという。ユーザーがお出かけアプリに登録し、共有を許諾した自身の属性情報・サポート希望内容・旅程・位置情報などを、サービス提供者側で確認することができる。また、ユーザーの位置情報をもとに、空港や駅、施設・店舗に接近した際には通知を受け取ることが可能だ。将来的には、業務改善、コスト削減、サービス品質向上につなげていくとのこと。

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「ユニバーサルサポートアプリ」の利用イメージ


当記事の画像は、ANAプレスリリースより抜粋。

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