WILLER、シンガポールの国立庭園で自動運転の実証実験を開始
2020/12/8(火)
WILLER株式会社の在シンガポール子会社であるWILLERS PTE. LTD.は、ST Engineering Ltd(以下、ST Engineering)とシンガポールの国立公園局の協力のもと、シンガポールの国立庭園「Jurong Lake Gardens」(以下、JLG)において、自動運転の実証実験を12月3日から開始した。
今回の実証実験は2年間にわたり実施してアクセシビリティの向上を目指すほか、自動運転による旅客輸送システムの安全性、有効性、持続可能性を検証する。同システムは2022年にJLGが完成した際に提供する方針だ。ST Engineeringが自動運転技術を、WILLERがビジネスデザインとオペレーション管理を行う。両社は2019年10月からシンガポールの国立庭園「Gardens by the Bay」にて商業化運行を開始しており、シンガポールにおいては今回の事例が2カ所目となる。
WILLERは、今後も日本をはじめアジア・ASEANで起きているさまざまな社会課題を、世界のスタートアップ企業とともに、オープンイノベーションで創造するMaaSによって解決していくことを目指す、としている。