ヤマハ発動機、小型電動車両用バッテリーマネジメントの新会社設立
2023/12/26(火)
ヤマハ発動機株式会社(以下、ヤマハ発動機)は12月25日、欧州で小型電動車両用バッテリーをマネジメントする新会社「ENYRING GmbH」(以下、ENYRING)を、2023年12月に設立したと発表。小型電動車両用交換式バッテリーのサブスクリプションサービスを提供するという。
ENYRINGは、ヤマハ発動機と戦略的パートナー企業との協業を想定しているという。そして、事業開始時には、ドイツ、オランダで事業を展開する予定だ。また、ENYRINGは、低速領域の小型電動車両(主に電動アシスト自転車)を対象に、市中の各所に設置したバッテリーステーションで利用できるバッテリーを貸し出す。サブスクリプションで利用できるため、充電の手間やバッテリー本体の購入費用は不要となる。さらに、モビリティ利用に適さなくなった使用済みバッテリーは蓄電池として再利用した後、セルに分解してリサイクルし、新たなバッテリーとして再生するという。事業開始は2025年上期の予定だ。
なお、ヤマハ発動機は、利用者の経済的・時間的負担だけでなく、環境への負荷も軽減し、持続可能な循環型社会を実現すると述べている。
(出典:ヤマハ発動機 Webサイトより)