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「タイヤの状態に応じてナビ」ゼンリンら、路面検知と地図データの紐付けを検証

2021/2/22(月)

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開発体制(ゼンリンニュースリリースより)

株式会社ゼンリン(以下、ゼンリン)は、横浜ゴム株式会社(以下、横浜ゴム)、アルプスアルパイン株式会社(以下、アルプスアルパイン)と共同で、路面検知システムを搭載した「IoT タイヤ」で得たデータを地図情報とひもづける実証実験を開始する。
今後の新たなモビリティ需要の変化に対応するためには、タイヤから得たデータをユーザーあるいは自動運転車両などへフィードバックするシステムや、アプリケーションの開発が重要になる。

この実証実験では、横浜ゴムとアルプスアルパインが共同開発する先進タイヤセンサー「IoT タイヤ」を実験用車両に装着して路面検知を行う。そして、タイヤセンサーが有する路面検知情報と、ゼンリンが有する地図情報とのひもづけを行い、さまざまな路面データの分析・蓄積とシステム構築を加速させ、新たな付加価値を提案するタイヤビジネスの実現を目指す。

例えば、摩耗状態や空気圧不足を検知し、急勾配・急カーブ道路を避けるナビゲーションや路面凍結・陥没道路などの情報提供による安全運転支援、自動運転車両の制御など、さまざまなソリューションを検討・提案する予定だ。

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