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ANA、バーチャルトラベルプラットフォーム「SKY WHALE」発表

2021/5/25(火)

ANAホールディングス株式会社は、ニューノーマル時代における新しい旅の体験価値の創造に向けてバーチャルトラベルプラットフォーム「SKY WHALE」を開発・運営するANA NEO株式会社(以下、ANA NEO)を設立した。5月20日付のプレスリリースで発表している。スマートフォン、タブレット等各種端末からアクセス可能な旅のプラットフォームとして2022年のサービスローンチを予定している。

ANA NEOは、バーチャル空間における旅行やショッピングなどの消費体験を通じてリアルを超える体験消費ニーズに応えるとともに、「地産外商」による地域創生や、リアルとバーチャルを融合させることにより経済発展と社会的課題の解決を両立するSociety 5.0の実現への貢献を目指す。

バーチャルトラベルプラットフォームである「SKY WHALE」では、「時空を超える旅客機」をコンセプトとしており、「Skyパーク」「Skyモール」「Skyビレッジ」という3つのサービスを提供する。総合プロデューサーには前職でロールプレイングゲーム「ファイナルファンタジーXV」を開発したJP GAMES株式会社(以下、JP GAMES)の田畑端氏が就任し、音楽企画監修にはヴァイオリニスト、作曲家の葉加瀬太郎氏が就任した。

「Skyパーク」では、3D CGによって描かれた世界の様々な都市や絶景スポットを舞台に、誰もが気軽に楽しめる新しい旅行体験をユーザーに提供する。「のんびり」「弾丸」などさまざまな旅の好みを設定し、自宅にいながら最大8人で同時にバーチャル旅行を楽しむことができる。バーチャルでの旅行体験に合わせた現実の旅行を提案し、予約することが可能だ。また、旅行口コミサイトであるTripadvisorなどパートナーの協力を得てリアルの世界における旅行への欲求を高めるとともに需要の喚起、地域活性化につなげる。

「Skyモール」では、空港でのショッピング、エンターテイメントをイメージしたバーチャルショッピング空間だ。家族・友人などと一緒に自由にモール内を歩き、買い物や各種イベントなどを楽しむことができる。未来の街をイメージした空間「Skyビレッジ」では、バーチャルにおけるスマートシティの実現を目指して、バーチャル上での医療・教育・行政などのサービスを展開する予定だ。

「SKY WHALE」は、トップクリエイターが開発する映像技術力と、ANAグループが提供する無類のプラットフォームとして、日本国内外の政府観光局、ならびに関連団体の後援を受けている。なお、ANAは、時間や場所にとらわれずに、さらにはリアルの世界までつながる新しい体験を世界中のスマートフォンユーザーに提供するために、世界的EC事業会社など幅広いパートナーとタッグを組むと述べている。


(出典:ANA Webサイトより)

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