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自動運転がもたらすコネクティビティ BMW

2017/11/14(火)



現在の状況では、高速道路や特定の場所などでは自動運転が可能となっていますが、まだドライバーが搭乗し、ハンドルを握って正しい運転ができているかどうかを確認する必要があります。これを向上させていくためには、妥当な価格のハードウェア、コネクティビティ、高い計算能力を持つ小型チップの3つが必要になるとボレス氏は述べます。

 

自動運転に重要な技術の一つとして環境モデル・AIを挙げた。障害物や人がどのような挙動をとるのかAIが判断しなければ、自動運転は実現できない。


具体的には、センサーやカメラなど少なくとも2つの異なるセンサーで、360度カバーする必要があります。また、高精度のマップが必要です。さらに、障害物の存在や、人の挙動を判断する機械の学習能力が重要になります。

 

BMW・アウディ・ダイムラーの3社は2015年にノキアの子会社で高精度地図によるサービスを行うHEREを買収した。高精度地図は自動運転に欠かせない要素であり、オープンなプラットフォームであることが求められる。


BMWは、アウディ、ダイムラーと共にBMWはHEREを買収し、自動運転に向けた共通の高精度地図を使うことを示しており、またセンサーやカメラを提供するMobileyeと協業し、2021年に路上でレベル3の自動運転車を走らせることを目指していると語りました。講演の締めくくりとして、BMWの自動運転のビジョンを示すビデオが上演されました。

 

会場で流れた自動運転車のイメージ動画。自動運転になると生活との結びつきが強くなる。クルマを呼び出し電池の残量などを知らせてくれたり、リモートで駐車をすしている間にミーティングを済ませたりと、これまでの移動の時間を有効に活用できる。


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