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ドコモ、電脳交通らと山口市でタクシー運行の実証実験を開始

2019/3/18(月)

実証実験イメージ

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株式会社NTTドコモ中国支社(以下 ドコモ)、株式会社電脳交通(以下 電脳交通)、有限会社徳佐タクシー、地福タクシーは、2019年3月18日(月曜)から2019年3月25日(月曜)までの8日間、山口市阿東地域において、公共タクシー運行に関する実証実験を実施する。
近年、都市部から離れた地域では、車を運転しないもしくはできない交通弱者に対する生活交通の確保が、地方自治体及び住民が抱える課題の一つとなっている。一方、地方タクシー会社は乗客の確保や効率的な配車が課題となっている。この実証実験は、山口市阿東地域の住民及び訪問者を対象に、タクシーの利用データを分析することで、住民の公共交通ニーズを把握する実証実験だ。また、タクシー配車にあたっては、電脳交通が提供する「クラウド型タクシー配車システム」「クラウド型タクシーコールセンター」を活用し、タクシー会社の配車業務の効率化も図る。

この実証実験では、のべ100名から、日頃の生活交通と公共タクシーの利用ニーズ、利用者属性、配車データおよび運行実績データを収集し、それらを分析することで、地方におけるタクシーを用いた公共交通の有効性について検証する。

実証実験概要

○目的

タクシーを活用した地方交通維持に向けたビジネスモデルの検証

○実証内容

地域住民及び訪問者にタクシー利用を促して、次の項目の検証を行う。

タクシーを用いた公共交通モデルのニーズ把握および課題抽出

デマンド型タクシーの効率的な配車方法の検証

○実施期間

2019年3月18日(月曜)~2019年3月25日(月曜)

運行時間 午前7時~午後7時

予約時間 午前7時~午後6時

○実施場所

山口県山口市阿東地域

○役割分担

【ドコモの役割】 実証実験の全体運営、報告書作成・報告

【電脳交通の役割】 「クラウド型タクシー配車システム」「クラウド型タクシーコールセンター」による、配車受付・指示、運行実績データ収集
電話アンケート実施

【徳佐タクシー・地福タクシーの役割】 車両・ドライバーの確保、タクシー運行

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