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江ノ電、MaaSアプリ「EMot」を活用し1日乗車券販売開始

2022/3/11(金)

乗車券面イメージ

江ノ島電鉄株式会社(以下、江ノ電)と株式会社江ノ電バス(以下、江ノ電バス)は、MaaSアプリ「EMot」を活用し、江ノ電バスのり旅きっぷ(江ノ電バス1日乗車券)を3月16日から販売する。3月9日付のプレスリリースで明かした。
江ノ電グループは、地域課題である交通渋滞軽減や地域回遊性向上に寄与することを目指している。公共交通利用促進を通じて、湘南・鎌倉・横浜エリアでの暮らし・観光を便利に楽しくする「湘南MaaSプロジェクト」を展開している。

EMotは、江ノ電の親会社である小田急電鉄株式会社が2019年10月から提供しているMaaSアプリだ。2020年11月にアップデートし、「複合経路検索機能の向上」と「オンデマンド交通の手配・決済機能の搭載」、「基本デザインの変更」を行っている。


江ノ電バスのり旅きっぷは、EMotで販売する電子チケットで、江ノ電バスの路線全線(羽田空港線除く)で、一日何度でも乗車できる。これにより、窓口で並ぶことなく購入することや、クレジットカードでの購入が可能だ。コロナ禍における接触機会の軽減だけでなく、観光・生活シーンにおける利便性向上が期待できる。2022年3月16日~2023年3月15日まで販売する。江ノ電がMaaSアプリを活用してバス1日券を発売するのは初めての取り組みだ。

なお、江ノ電は、江ノ電バスのり旅きっぷの実証実験を行うことで、江ノ電バス沿線地域の活性化や地域課題解決の可能性、SDGsの達成に貢献していくという。さらに、交通以外の商品と連携したサービスの提供や、新たな移動コンテンツの提供により、新しい生活・観光スタイルを提案する。同時に、地域団体・観光商業各施設との協働を積極的に図ると述べている。

(出典:江ノ電 Webサイトより)

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