富士通 米Autonomic モビリティサービス提供に向け協業開始
2019/5/20(月)
富士通株式会社(以下、富士通)は、5月14日、米大手自動車メーカーFord Motor Company(以下、Ford)のグループ会社でコネクテッドカーのためのプラットフォームを担うAutonomicと、先進的なモビリティサービス提供に向けて協業することで合意したことを発表。
コネクテッドカー、自動運転、シェアリングサービス、電気自動車などの新しい潮流により、自動車業界はMobility as a Service(以下、MaaS)と呼ばれるサービス起点のビジネスモデルへ移行している。これにより、車から得られる情報や交通状況などの膨大なデータの処理を、素早く柔軟に行うことができるモビリティサービスプラットフォームへの要求が高まっている。それに伴い、今回の協業は、富士通が保有するデータ処理を継続しながら処理内容の追加・変更を実行できるストリームデータ処理技術「Dracena(ドラセナ)」などのデジタル技術や自動車分野における豊富な経験と、Autonomicが保有するモビリティに特化したクラウドサービスを組み合わせて、シェアリングや電気自動車、自動運転のためのモビリティサービスを米Fordに提供し、世界中の自動車メーカーに展開することを目的としている。