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伊豆エリアで実施 日本初の「観光型MaaS」実証実験結果報告 

2019/7/8(月)

東京急行電鉄、JR東日本、JR東日本企画は、7月5日、伊豆エリアで行われていた、国内外観光客が、鉄道、バス、AIオンデマンド乗合交通、レンタサイクルなどの交通機関を、スマートフォンで検索・予約・決済し、目的地までシームレスに移動できる2次交通統合型サービス「観光型MaaS」実証実験(以下、本実証実験)の結果を発表した。
本実証実験は、4月1日~6月30日までの「Phase1」と、9月1日~11月30日までの「Phase2」の2回、計6カ月間行われる。

「Phase1」では、静岡デスティネーションキャンペーンの好影響もあり、「Izuko」の認知が拡大し、ダウンロード数が当初6カ月間の目標値であった2万ダウンロードを、実証実験開始後57日目である5月27日に達成するなど、好調に推移した。
また6カ月間で計1万枚の販売を目指す、鉄道とバスが一定エリアで乗り放題となるデジタルフリーパスと、観光施設の割引入場券の機能を持つデジタルパスについては、計1,045枚で、下田地区で新たに運行した「AI オンデマンド乗合交通」の利用者は、延べ1,051人(運行日数81日。1日平均13人)という結果だ。

本実証実験が休止する7月~8月においては、経路検索機能など「Izuko」の一部機能を利用できるほか、「Izuko」を伊豆急行線沿線で提示すると、土産物屋の割引優待など様々な特典が受けられる。

今後も、本実証実験における実行委員会の委員とともに、9月からの「Phase2」に向け、Izukoの機能改善やサービスエリアの拡大などに鋭意取り組むことで、本実証実験の目的である「国内外観光客の利便性向上と地域活性化」を目指す。

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