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J:COMの社員向けライドシェアサービス実証実験、来年から全国展開へ

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2020/11/18(水)

J:COM MaaSのライドシェア車両

J:COM MaaSのライドシェア車両と
イノベーション推進本部長の櫻井俊一氏(左)
石川雄三代表取締役社長(右)

ケーブルテレビ事業「J:COM」などを行う株式会社ジュピターテレコム(以下、J:COM)は11月11日、従業員向けに実証実験中であるライドシェアサービス「J:COM MaaS」の体験会を開催した。社内での実証実験と検証を経て、将来的には一般向けの移動サービスへの展開を目指す。
現在、J:COMは全国で約4,500台の営業車両を保有しており、営業スタッフが1人1台の車両を運転し、顧客の自宅を訪問している。同社が今年7月から関東と関西で行っている「J:COM MaaS」を見据えた実証実験「J:COM For!」では、営業スタッフ複数人が相乗りできるミニバンをMaaS Pilot(専属ドライバー)が運転し、営業活動の送迎をサポートする。

実証実験「J:COM For!」は、第1期が2020年7月から9月、第2期が2020年10月から12月、関東の東エリア局(東京都練馬区、埼玉県新座市・和光市)と関西の堺局(大阪府堺市・和泉市)で実施しており、車両台数は第1期では各局3台、第2期では各局6〜7台を運用している。

■高精度なアルゴリズムのアプリ「SWAT Biz」

システムは、シンガポール発のモビリティスタートアップのSWAT Mobility Pte.Ltd. (以下、SWAT)のダイナミックルーティングアルゴリズムを使用したアプリケーションを採用している。
SWATの日本法人であるSWAT JapanがJ:COMに提供するアプリケーションは乗客者用アプリ、ドライバー用アプリ、管理者用アプリの3つ。今回の実証実験では、J:COM専用にカスタマイズして提供した。
乗車アプリ「SWAT Biz」(上)とオペレーター用アプリ(下)

乗車アプリ「SWAT Biz」(上)とオペレーター用アプリ(下)
(提供:J:COM)



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