日本郵便とJR東日本、「郵便局と駅の機能連携」2020年8月に江見駅で郵便局と駅の窓口業務を一体運営開始
2019/8/27(火)
日本郵便(本社:東京都千代田区)と東日本旅客鉄道(本社:東京都渋谷区、以下「JR東日本」)は8月23日、「郵便局と駅の機能連携」として、現在無人駅となっている内房線江見駅(千葉県鴨川市)において、郵便局における駅窓口業務の一体的な運営の実施を発表した。
今回の機能連携は、千葉県鴨川市の江見郵便局を江見駅の敷地内に移転し、新たに駅と一体となった郵便局舎を建設し、江見郵便局において駅窓口業務の取り扱いを行う。駅窓口業務の取扱内容は、普通乗車券、定期券などの乗車券類及び無記名式のSuicaの販売業務、精算業務、列車の発車時刻、運賃の案内業務などで、実施時期は2020年8月予定だ。日本郵便とJR東日本は、2018年6月12日に締結した「日本郵便とJR東日本の地域・社会の活性化に関する協定」に基づき、「郵便局と駅の機能連携」、「両社のネットワークを活用した物流」、「地域活性化施策」などさまざまな分野で連携の検討を行っており、「郵便局と駅の機能連携」は初めての実施となる。今後も2社は連携協力により、一層の地域・社会の活性化に貢献する。