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JR東日本・OpenStreet、駅と地域間の移動機能提供のために提携

2021/5/11(火)

移動機能拡充(イメージ)

東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)は5月10日、OpenStreet株式会社(以下、OpenStreet)が実施する第三者割当増資による新株発行をJR東日本が引き受けることにより資本業務提携を行うと発表した。JR東日本とOpenStreetが連携し、駅と地域をつなぐ便利な移動のあり方(移動機能)を提供してシームレスな移動を可能にすることで街の回遊性を向上し、心豊かな暮らしを実現するという。
JR東日本グループは、駅や駅ビルというユーザーとの接点と、約1236万人(2021年4月30日時点)のJRE POINT会員基盤を有している。OpenStreetは、全国約200の市区町村で3600以上のステーションを展開するシェアサイクルプラットフォームを拡充させている。
今回の提携により双方の強みを掛け合わせ、JR東日本グル-プの共通基盤である「JRE POINT」を軸として多様なサービスをつなぎ、シェアサイクルを活用した移動機能を拡充し、MaaSの展開・構築を連携して進めることで、ユーザーや沿線住民の心豊かな暮らしを実現する。

具体的には、「シェアサイクルステーション拠点の拡充」「JR東日本各施策との連携」を行う。JRE POINTとOpenStreetが提供するシェアサイクルを連携し、シェアサイクルを利用することでJRE POINTが貯まるなど、両社のサービス向上につなげる。また、JR東日本の都市型MaaSアプリ「Ringo Pass」とOpenStreetが提供するシェアサイクルの連携についても準備をすすめる予定だ。

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