JR西日本、”おためし地方暮らし”で住まい+鉄道補助 丹波篠山などで6月から
2021/2/18(木)
西日本旅客鉄道株式会社(以下、JR西日本)は、沿線自治体をはじめとした地域住民と協働し、西日本エリアの活性化に向けた取り組みとして、2021年春から「おためし地方暮らし」プロジェクトを始める。
昨今、新型コロナウイルスの影響により、リモートワークやテレワークが推進される中、多様な働き方が生まれつつある。好きな場所で自由に働くことや、ひとつの地域に留まらず、複数の拠点を持つ暮らし方など、新たなライフスタイルが注目されている状況だ。今回のプロジェクトは、地方居住への関心の高まりに着目し、テレワークと出社を組み合わせつつ、京都・大阪・神戸市内の通勤者を含む家族を対象に、「都市部の仕事を持ちながら地方居住」という新しいライフスタイルを提案するという目的で行う。
地方居住に興味を持ちながらも、不安・悩みを抱える家族を対象に、「住まい+鉄道補助」を軸とした「おためし地方暮らし」として支援に取り組む。新たな通勤圏・ライフスタイルを体感することに加え、地域の交流を通じて、地方で生活するイメージをつかむ機会を提供する。
実施エリアは、第1弾として兵庫県丹波篠山市、京都府南丹市など、実施期間は6月頃から2022年3月末までを想定している。施策の詳細は3月末に改めて発表される予定だ。