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東武鉄道ら、栃木県日光でNIKKO MaaS着手 10月28日から開始

2021/10/4(月)

東武鉄道株式会社(以下、東武鉄道)は、10月28日から栃木県の日光地域において、国内初の環境配慮型・観光MaaS「NIKKO MaaS」のサービスを順次開始する。 9月30日付のプレスリリースで明かした。
「NIKKO MaaS」は、東武鉄道、株式会社JTB、栃木県、株式会社JTBコミュニケーションデザイン、オリックス自動車株式会社及び株式会社トヨタレンタリース栃木で取り組む。東武鉄道は2020年10月21日、JTBグループと共に栃木県日光地域でのMaaS導入に向けた具体的な検討に着手すると発表していた。


「NIKKO MaaS」の目的は、マイカーによる来訪から鉄道への転換をさらに促進して日光地域の渋滞緩和を目指すことだ。これにより、一般販売前のEVの採用やRE100充電器の設置を推進し、脱炭素社会への先導モデルになることを目指す。

※RE100:事業運営を100%再生可能エネルギーで調達することを目的に掲げている企業の取り組み(東武鉄道プレスリリースより)

また、同MaaSでは、最新のEV・PHVカーシェアを日光エリアに導入する。カーシェアは、「NIKKO MaaS WEBサイト」経由で、24時間365日貸出・返却できる。近くのカーシェアスポットを検索・経路も表示可能だ。東武日光駅前や中禅寺バスターミナルなど、交通結節の良い場所にカーシェアポートを設置し、利便性を高める。

さらに、同MaaSは、旅行の目的や場所に合わせた4種類のデジタルフリーパスを購入可能だ。特典協賛店舗は約50店舗に増加。従来の企画乗車券と比べ、より細かいニーズに合わせたフリーパスを購入できる。なお、東武鉄道は、今後も日光地域の観光事業者等に協力しながらRE100のEV・PHV充電器を増設すると述べている。


(出典:東武鉄道 Webサイトより)

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