JTBと富士通、外国人富裕層に向けた観光DX共同研究で協業合意
2023/11/10(金)
株式会社JTB(以下、JTB)と富士通株式会社(以下、富士通)は11月8日、訪日外国人富裕層に向けた付加価値を創出する新たな観光DXを共同研究することを目的とした協業合意を発表した。
今回の協業では、JTBが持つ富裕層向け観光サービスに関連する知見と、富士通の「Fujitsu Web3 Acceleration Platform」を統合する。これにより、観光産業に関連するさまざまなデータを活用して訪日外国人富裕層の多様化するニーズに対応したインバウンド観光を促進する新たなサービスの創出を目指すという。具体的には、「訪日外国人富裕層のニーズ把握に向けたアンケートなどの調査」、「訪日外国人富裕層への高付加価値な観光コンテンツや訪日インバウンドの人材育成の検討」、「訪日外国人富裕層を対象とする新たなデジタル接点やデジタルサービスを活用した最適な商品流通の検討」を実施する予定だ。2023年11月8日~2024年3月31日に行うという。
なお、両社は、共同研究を通じて、インバウンド観光DXサービスの開発を進めるとともに、当該地域の関係人口の拡大に寄与し、持続可能な観光地づくりへの貢献を目指すと述べている。