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KDDIら、ドローンからの3D点群データのリアルタイム伝送実証成功

2025/6/23(月)

氾濫後の河川イメージ(左)
3D計測された
水没・倒壊している橋脚イメージ(右)

amuse oneself社、KDDI、KDDI総合研究所は6月5日、ドローンからの3D点群データのリアルタイム伝送実証成功を発表した。

同実証は、水に吸収されにくいグリーンレーザーの使用で水中の3D地形でも可視化可能なamuse oneselfのドローンレーザースキャナシステム「TDOT 7 GREEN」と、KDDIが提供する3D点群圧縮ソフトウエアをドローンに搭載し、上空から地形や地物の3D点群データの伝送を実施した。

同実証結果の活用により、水害時の被災現場の状況を遠隔からリアルタイムに3Dデータで確認が可能になる。被災状況の詳細な把握にかかる時間を従来の数時間から数分に短縮でき、より迅速な救助活動への貢献が期待される。

なお、3社は、今後多様な事業者と協力し、ドローンからの3D点群データ伝送の社会実装を推進するとともに、災害対策や救助活動にかかわる業務のDXにむけた研究開発も進めていくと述べている。



(出典:amuse oneself Webサイトより)

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