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伊丹市・ミマモルメ・ヤマト運輸が連携 新たな見守りサービスの実証実験を開始

2019/3/15(金)

伊丹市、株式会社ミマモルメ(以下「ミマモルメ」)とヤマト運輸株式会社(以下「ヤマト運輸」)は、2019年3月18日より、子どもや高齢者の居場所を家族に伝えるサービス「まちなかミマモルメ」と、市バス・市の公用車やヤマト運輸の集配車両など約50台を連携させた新たな見守りサービスの実証実験を開始する。
兵庫県伊丹市は、子どもや高齢者に関わる犯罪の抑止や事件・事故の早期解決を目的に、「まちなかミマモルメ」を2016年3月より実施している。通学路や学校の校門など市内1,000カ所に防犯カメラと一体となった受信器を設置し、ミマモルメの発信器を持った子どもや高齢者が付近を通過する際に、位置情報や通過時間などの居場所情報を家族に向けて配信している。

2019年3月11日に伊丹市、ミマモルメとヤマト運輸は、より安全・安心な見守りネットワークを構築することを目的に、「地域における見守り協定」を締結した。

写真左より、伊丹市マスコットキャラクター「たみまる」、株式会社ミマモルメ代表取締役社長:小坂 光彦、伊丹市長:藤原 保幸、ヤマト運輸株式会社阪神主管支店長:小川 範行、シロネコ・クロネコ


3月18日より、市バス・市の公用車3台と、市内を走るヤマト運輸の集配車両約50台および宅急便センター4拠点に電波受信器の機能を持つスマートフォンを搭載し、走行しながら受信する居場所情報を「まちなかミマモルメ」と連携することで、よりきめ細かい見守り情報を配信する新たな見守りサービスの実証実験を開始する。伊丹市内に整備された固定の1,000台の安全・安心見守りネットワークに、新たに移動式受信器を増やすことで、見守りの強化を目指す。

今回の実証実験で得られた顧客側からの意見や、運用上の課題などの検証を行い、今後もさらなる安全・安心な見守りネットワークの構築を進めていく。

■実験内容

伊丹市内を走行する、市バス・市の公用車やヤマト運輸の集配車両および宅急便センターに、移動受信器アプリ※をインストールしたスマートフォンを搭載。発信器を持った子どもや高齢者が車両や拠点の付近を通過した際に、発信器からの情報をスマートフォンが受信し、家族に「まちなかミマモルメ」アプリを通じて配信される。
※今回の取り組みにともない、車両が移動しながら発信器からの情報をスムーズに受信できるよう、新たに移動受信器アプリを開発した。

■実験期間

2019年3月18日(月)~2019年5月31日(金)

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