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MONETの配車プラットフォームを活用したオンデマンドバスの実証実験を横浜市で実施

2019/3/5(火)

オンデマンドバスのイメージ

ソフトバンク株式会社とトヨタ自動車株式会社の共同出資会社であるMONET Technologies株式会社(以下「MONET」)は、MONETの配車プラットフォームを活用したオンデマンドバスの実証実験を、2019年3月19日から26日まで横浜市で実施すると発表した。この実証実験では、横浜市旭区若葉台エリアの住民がモニターとして参加し、スマートフォンのアプリから予約してエリア内を巡回できるオンデマンドバスを体験することによって、今後の運用方法や利便性を検証する。

実施の背景

横浜市旭区若葉台は、約6,700世帯、約1万4,000人が暮らす大規模な住宅団地があるエリアで、郊外型市街地の理想形として神奈川県住宅供給公社により計画・開発され、一般財団法人若葉台まちづくりセンターによる統括的な住宅の管理や運営が行われてきた。地域では、さまざまな組織や住民グループが相互に連携し、子育て世代をはじめさまざまな世代が暮らしやすいまちづくりが進められている。一方、近年では高齢化が進んでいることもあり、地域のニーズに即した移動手段の拡充が検討されてきた。その一環として、MONETの配車プラットフォームを活用した、オンデマンドバスの実証実験を実施する。
なお、ソフトバンクと横浜市は、2019年1月18日に包括連携協定を締結していて、現在はICTを活用した、地域における移動手段の充実に関した取り組みについて協議を進めている。今回はソフトバンクとトヨタの合資会社であるMONETとの取り組みだ。

実証実験について

今回の実証実験では、若葉台エリアの住民がモニターとして参加し、スマホのアプリから行き先や日時などを指定して予約することで、オンデマンドバスを利用できるサービスを検証する。乗降車場所は、参加者が事前に設定した任意の場所(自宅など)に加え、一般財団法人若葉台まちづくりセンターが運営するコミュニティバス「わかば号」のバス停を指定できる。

今後MONETは本実証実験の結果を踏まえ、オンデマンドバスの実証エリアや時間帯の拡大など、より便利なモビリティサービスの実現に向けて、横浜市をはじめ各所と連携して取り組んでいくことを目指している。

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