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トヨタ「my route」で美術館チケットの電⼦化・オンライン決済を検証。西鉄・JR九州が福岡で

2020/11/26(木)

イメージ図

画像:西鉄・JR九州のプレスリリースより

⻄日本鉄道株式会社(以下、⻄鉄)と九州旅客鉄道株式会社(以下、JR九州)は、福岡市が⾏っている「福岡市実証実験フルサポート事業」の一環として、11月20日からトヨタファイナンシャルサービス株式会社が提供するマルチモーダルモビリティサービス「my route(マイルート)」内で、福岡市美術館と福岡アジア美術館の観覧券の電子化・オンライン決済の実証実験を開始した。
※福岡市と福岡地域戦略推進協議会(FDC)が、AIやIoT等の先端技術を活用した社会課題の解決等につながる実証実験プロジェクトを全国から募集し、採択企業の実証実験をサポートする事業。
my routeは、さまざまな交通手段を組み合わせた最適なルートの検索、タクシーや各種モビリティサービスの予約、電車・バスの企画チケット購入などの機能を搭載したMaaSアプリ。移動・交通に関する機能だけでなく、目的地周辺のイベント・観光情報なども調べることができる。

現在、福岡市・北九州市、水俣市、横浜市、宮崎市・日南市を対象に、(1)マルチモーダルルート検索、(2)デジタル乗⾞券の購入やタクシーの予約・決済、(3)店舗・イベント情報の検索などのサービスを提供している。

今回の実証実験で検証するのは観覧券の電子化・オンライン決済だ。福岡市の文化施設の常設展観覧券を電子化することで、「my route」内でチケットのオンライン購入が可能となり、二次元コードを読み込むことでスムーズかつ非接触で入場できるようになる。

また、デジタル観覧券の購入・決済に加え、美術館への複数の移動手段の案内まで「my route」アプリ内で完結させ、シームレスな移動のサポートを目指す。

実証実験の期間は11月20日から翌年の3月31日までを予定している。

購入から利用までの流れ

購入から利用までの流れ
(西鉄・JR九州のプレスリリースより)

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