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【NeaMe×三菱地所】都内でMaaS実証開始 相乗りのオンデマンド型シャトルを検証

2020/11/17(火)

株式会社NearMe(以下、ニアミー)と三菱地所株式会社(以下、三菱地所)は、家から職場や買い物先までドアツードアで、独自のAIを活用したオンデマンド型シャトルを相乗り利用できる新たなサービスnearMe.Town(ニアミー タウン)の実証実験を行うと発表した。実証は「三菱地所のレジデンスクラブ」会員を対象に、11月16日から開始した。

実証は、該当2エリア(1:中央区・江東区、2:目黒区・世田谷区・渋谷区)内に住む「三菱地所のレジデンスクラブ」会員を対象に、各エリア先着約500名の参加者を募集。期間は11月16日から来年2月15日まで実施する(年末年始を除く)。

発着地点は、1:中央区・江東区に住む利用者は中央区・江東区・千代田区・港区に、2:目黒区・世田谷区・渋谷区に住む利用者は目黒区・世田谷区・渋谷区・港区にそれぞれ設定。エリア内の希望発着地点を予約し、オンデマンド型シャトルを相乗りで利用できる。

利用にあたっては、前日15時までにオンラインでの事前予約が必要で、対象者は期間中に何度でも利用可能とのこと。実証実験ではサービスを無料で提供し、ニーズや効果の検証を行う。実験結果などを踏まえて、新たなモビリティサービスとして事業化を目指す方針だ。

■ニアミー 代表取締役社長 髙原幸一郎氏のコメント

弊社は社会のあらゆる「もったいない」コトやモノを解決し、サステイナブルで活きいきとした社会の実現を目指しております。そのために会社として実現すべきことは地域資産と人々のニーズをマッチングするプラットフォームを作ること。地域の人々の「アシ」となれることが一番の喜びです。

新型コロナウイルスの拡がりを受けて、移動が尊いものとなったこのタイミングで三菱地所の皆様と共に居住者のみなさまに活用していただけるような仕組みづくりができることが非常に楽しみです。

弊社はMaaS(マース)スタートアップとして、独自のAIによるルーティングの最適化を行い、お客様の声に耳を傾け、常にアップデートすることでよりよいサービスを構築してまいります。実証実験を通じて皆様のペインを聞き出し、本格導入で多くの方々にご活用いただけるよう努力してまいります。

■三菱地所 執行役専務 西貝昇氏のコメント

三菱地所グループでは、マンション居住者をはじめとする「三菱地所のレジデンスクラブ」会員様へバリューマネジメントを行い、資産性、住み心地、暮らしのよろこびなど、それぞれのお客様にとっての住まいの価値がより高まるようお手伝いをしています。その一つとして、外部パートナーと連携した新たなサービスの提供を、長期経営計画にも掲げながら進めています。コロナ禍で安心して利用できる移動手段の需要が高まる中で、今回NearMeの皆様とのご縁でこのようなサービスの実証実験が実現しました。実証実験後は結果を踏まえて、様々なエリアでの本格導入について検討を進める予定です。より多くの方により便利にお使いいただけることを願っております。

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