岡山でのラストワンマイル配送実験に、オプティマインドがルート最適化技術を提供
2020/12/7(月)
ラストワンマイル配送におけるルート最適化サービス「Loogia」を提供する株式会社オプティマインド(以下、オプティマインド)は、岡山県玉野市の協力のもと、三菱商事株式会社(以下、三菱商事)、三菱地所株式会社(以下、三菱地所)、東京海上日動火災保険株式会社(以下、東京海上日動)の3社で実施する、自動配送ロボットによるラストワンマイル配送の実証実験にパートナー企業として参画する。
三菱商事・三菱地所・東京海上日動は、12月4日から岡山県玉野市で小型自動配送ロボットを活用した公道上でのラストワンマイル配送の実証実験を開始した。これは、昨今開発が進む自動運転技術により、近い将来に中長距離幹線輸送やラストワンマイル配送においても普及が期待される無人配送に関する新たなビジネスモデルの可能性を検討するものだ。来年の2月以降には、茨城県筑西市でも実証実験を行う予定だ。政府の「成長戦略実行計画(令和2年7月17日閣議決定)」においても、低速・小型の自動配送ロボットの社会実装に向け、「遠隔監視・操作」型の公道走行実証を可能な限り早期に実現し、その結果を踏まえて制度設計の基本方針を決定するものとされており、今回の実証はこうした政府方針を踏まえて行う。
オプティマインドは、自社で開発した「Loogia」が顧客注文情報などを基に計算した配送順と走行経路を、ティアフォーが開発する自律走行ロボット「LogieeS」へと提供を行う。