また、主導するのがエリアマネジメントというまちづくり団体であるところも大きな特徴です。今回のプロジェクトは、「大丸有まちづくり協議会」に東京都・千代田区が加わり、コンソーシアムを組んで進めています。

つまり、自治体のみ、民間企業1社のみ、もしくはスマートシティ推進のためだけに結成されたコンソーシアムが主導する形ではなく、長年地域のまちづくりを進めてきた団体が今までの活動を継承して行います。このアプローチは、全国のどの街でも適用できるため、応用可能なモデルを構築していきたいと思います。

―長いまちづくりの実績があってこそのスマートシティなのですね。テクノロジーの進化によってまちづくり...