国内初、カーシェアで保険料優遇へ あいおいニッセイ同和損保とパーク24
2018/7/26(木)
MS&ADインシュアランス グループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(以下「あいおいニッセイ同和損保」)と、パーク24株式会社(以下「パーク24」)は、パーク24が展開するカーシェアリングサービス「タイムズカープラス」において、走行距離に応じて、自動車保険の新規契約時の保険料を優遇する制度を国内ではじめてスタートする。
クルマ利用の多様化に保険で応える
社会の変化に伴い価値観は多様化し、クルマも“所有”から“利用”へとシフトしている。国内におけるカーシェアリング利用者数は130万人を超える規模にまで拡大しているという。
一方、従来の自動車保険はクルマ所有者を対象にしているため、カーシェアリングやレンタカー、社有車等での安全走行などの運転スキルが保険料に反映されることはなかった。カーシェアリングは、その便利さだけでなく、クルマの運転の楽しさを再認識するきっかけになったり、若者のマイカーへの移行の後押しにもつながったりしている。マイカー移行時にはじめて自動車保険に加入するとき保険料負担の面から利用者を支援するべく、あいおいニッセイ同和損保とパーク24は連携し、カーシェアリングサービスにおいて安全走行した距離に応じて自動車保険料を優遇する制度をスタートする運びとなった。
事故を起こさずに走行した距離を「あんぜん走行距離」として積算し、あいおいニッセイ同和損保の自動車保険を新規で契約する際、保険料を「あんぜん走行距離」に応じて最大20%割引するサービスが2019年1月から開始される予定だ。タイムズカープラスでは法人と個人で会員種別を設定しているのに応じて、積算距離の算出においては法人利用および個人利用の距離を通算するという。