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リアライズ・モバイルとUberが配車システムを連携 効率的な配車の実現へ

2018/11/29(木)

システム連携イメージ

ソフトバンクグループのリアライズ・モバイル・コミュニケーションズ株式会社(以下「リアライズ・モバイル」)と、Uber Japanは、リアライズ・モバイルのタクシー配車管理システム「SMART」と、「Uber」のシステムを連携させて、11月28日から日本におけるタクシーのステータス情報連携を開始すると発表した。Uberが他社の配車システムと連携するのは、日本で初めてだ。
これまでリアライズ・モバイルは、クラウド型タクシー配車管理システムSMARTを活用して、専用車載機の購入を必要とせず、タクシーにスマートフォンやタブレットを1台だけ搭載することで効率的に配車管理業務ができるサービスを、フジタクシーグループをはじめとした日本のタクシー会社に提供してきた。SMARTは専用の通信ユニットをタクシーメーターに接続して、スマートフォンやタブレットと通信することで、各タクシー車両がどのような営業状態にあるのかというステータス情報を常時取得して、効率的な配車を実現している。

2018年9月から、Uberはフジタクシーと協業して名古屋地区でのタクシー配車サービスをスタートし、UberのドライバーアプリがSMART用に配備されていたスマートフォンにインストールされている。すでにUberを利用する多くのユーザーが注文・乗車しているが、これまではUber側でタクシーのステータス情報を取得していないため、Uberのドライバーアプリにおいて、配車可能であるかどうかシステムとして把握できない状況であった。

今回、両システムを連携させることで、各タクシー車両のステータス情報がUber側に共有され、より効率的な配車サービスが実現でき、空車検索時間の短縮など、乗車体験の大幅な向上が期待される。両社は今後も日本のタクシーの乗車体験をより快適で効率的なものにしていき、さまざまな情報交換やさらなるシステム連携の検討などを通してパートナーシップを深めていくことを目指している。

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